「自分に正直であれ、時によってそれがどんなに難しくても。」


From:リー・ミルティア

(〜昨日の続き〜)

私は常々、自分の究極の目標とかけ離れたビジネスの誘いは断るように留意していました。

皆さんには自白しますが、そのプロジェクトに関わっていた人が原因で、私はそのとき自分自身の行くべき方向を見失っていました。

自分の本当の目標から目をそらし、将来あり得るかもしれない予測に捕らわれていました。

自分の本来の収入源を見失い、「もしこうだったら」という思いに絡め取られていたのです。

私はこの問題とけりをつけるために、自分の行動の過ちを認め、正しい方向に戻らなければなりませんでした。

私は自分が何に参加したのか、どこで道が複雑になってしまったのかについて正直にならなくてはなりませんでした。

私はリーダーになって他の起業家たちの世話をするために参加したのではありませんでした。

自分のビジネスから時間とお金を奪われてまで、一番大きな利益を決して得られない事業を推進する気はありませんでした。


だから、私は発起人を叱りました。それはやむを得ないことだったのです。

私には彼らを尊重するか、自分自身を尊重するかどちらかの選択しかありませんでした。

これがこのニュースレターの皆さんへのメッセージです。まず自分自身を大事にしなければいけません。


今では全ての経験が重要な教訓になり、私は多くのことを学習しました。その中で最も大切なことは、自分の直感に耳を傾けることを学んだことです。


第二の教訓は、新しく不慣れな分野のプロジェクトにおいても、

素晴らしい製品を生むために何をどのようにすればよいかは、学習すれば知ることができるということです。


第三の教訓は、自分のやり方で、自分の思うように、今回得た多くの学びを将来に活かすことができるということを学んだことです。


最後の教訓は、眩しく輝いて見えるものに気を取られてはいけないということです。

誰かほかの人に眩しく輝いているからといって、自分や自分の仕事にとってもふさわしいものとは限らないのです。


この状況は色々な角度から見ることができます。

私は物事を簡単に諦める人間ではありませんし、皆さんもそうなるべきだと思ってはいませんが、

ジョイントベンチャーに参加するとどんなことが起こるのかよく調べもしないで承諾の返事をするべきでない時というのはどんな人にも起こります。

ふさわしい人やお金や明瞭なマーケティングプランの欠けたプロジェクトやジョイントベンチャーに参加することは

私としては利口な選択ではなかったと認めざるを得ません。


自分自身と真面目に向き合い、何にそしてどこに人生のエネルギーとビジネス資源を投じてきたのか見る勇気を持たなくてはなりません。

疑いもなく、目標を現実にするために何が何でも最後までやり通さなければならないことがあります。

私もそのことは全面的に信じています。それと同時に、私たちは現実的になり、他人から批難されても、

自分自身のためのビジョンを尊重することに賛成します。


自分の時間に誠実になるために、私は辞退の手紙を渡さなければなりませんでした。

彼らが私に腹を立てたことは知っていますし、彼らが実現を望んでいたビジョンは理解していますが、

私にとって重要なことは、そのビジョンが私のものではないばかりか、

自分のビジョンに必要なエネルギーまでも食いつぶそうとしていたことです。

皆さんには、ある古い思想を最後に託したいと思います。


「自分に正直であれ、時によってそれがどんなに難しくても。」

-リー・ミルティア


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