読む本がたくさん溜まっているあなたへ


From 高木 仁也

大阪の自宅オフィスから

「勉強することが多くて、全然進んでないんですよ。本もたくさん溜まってしまっていて、、、高木さんは、どうやって本を読まれてますか?」


お客さんから立て続けにいただいた質問だったので、多くの方が悩んでいる。というか、勉強することが多すぎて困っているのでは?と思ったので、今日は、その話をしようと思います。


このメルマガを読んでいる方は、勉強熱心で、周りの方と比べるとおそらくかなり勉強されていると思います。もちろん、我々はビジネスマンですから成果を出すために勉強するのは当たり前ですよね。


ただ、ほとんどの人は「勉強」というところについて勘違いをしているなと。最近の質問から感じたんですね。というのも


「本が溜まっていて、なかなか進まないんです」


という話。これ、大きな間違いを冒しています。


どういうことか?というと、この思考になっている人は目的が「勉強すること」になっているんですね。勉強することが目的なので、いっぱい本を読まないと行けない、買った本は全部見ないとダメ。届いた書籍、購入したコンテンツは全て目を通さないと行けない。という考えに囚われている方が多いです。


でも、ちょっと俯瞰して自分を見ていただきたいのですが

本を読む目的はなんでしょうか?


動画コンテンツを見る目的はなんでしょうか?


賢くなること?知識を増やすこと?それとも、全部を消化すること?でしょうか。


違いますよね。

勉強する目的は「成果を出すこと」ですよね。売上をあげること、集客数を増やすこと、クライアントを取ること、単価をあげること、成約率を高めること、、、、


つまり、成果を出すために勉強をするわけです。決して、勉強するために勉強するわけではありませんよね。


じゃあ、成果を出すために勉強するってなると、本を全部読む必要はあるのか?って話です。もちろん、全部読んだほうがいいものもありますが、中には「一部だけ」を読んだほうがいいものもあります。


例えば、「お客さんに反応が高いヘッドラインを作ろう」ってなったときに、何を勉強すればいいのか?というと、ヘッドラインの書き方だったり、考え方や、どうやったら反応が取れるのか?という本やコンテンツを見れば、おそらく「反応が高いヘッドライン」を作る確率は上がるでしょう。


この時に、ボディーコピーの作り方や、ストーリーボードの書き方、集客するための仕組みの作り方などなど、そういったコンテンツを見たとしても、直接的には役に立たないですよね。もちろん、違う部分では必要になって来ますが、アウトプットに対してのインプットが違うので、結局効率の悪い勉強になってしまうわけです。


ただ単にヘッドラインの書き方や考え方、どうすれば反応が取れるか?を勉強したとしても、アウトプットがなければ、身につきませんし、インプットしていても、無限にやることは増えていく一方です。


ただただ、インプットばかりをしていると、「やること多い、、、けど、なかなか成果でない。。。」という形になってしまい、結局のところは勉強ばかりで成果を出せない。という状態になってしまいます。


なので、インプットするときや本を読むときは「どんな目的があって、その本を読むのか?」という視点で読んでいただくといいと思います。


僕もたくさん本を買っていますが、全部読んでいるというわけではありません。自分のアウトプットに対して必要なだけインプットをすれば、それでいいわけですから。なので、ジャンルがバラバラな本が来たとしても、目的さえ抑えておけば、どんな本でも役に立ちます。


もしあなたが「勉強するべきことが多い」と感じたことがあるなら、まずは「どんなアウトプットをするためにインプットするのか?」を考えていただくと、無駄な勉強時間が減って、成果が出やすと思います。


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