”優柔不断”の脅威
あなたは、週末に飲み会に誘われて、数日中に返答すると返事をした経験がないだろうか?金曜日に何の用事もないのにそう返事をしたことはないだろうか?その時点から週末の間に何も変わらないと分かっているのに?それが優柔不断です。コミットメントを避けることが優柔不断です。
効果的な決定を下せるのは生まれつきの能力だと考えている人たちがいます。そうだとしたら能力を持たずに生まれたら優柔不断が運命づけられてしまいます。それは違います。
決定を下したくないから優柔不断なのです。
決定を下したくない理由はさまざまにあります。ここでは扱えきれないほどです。
ですが行動の根底に横たわる一つの原因について説明します。決定を下すとき、事実上、他の選択肢をつぶしていることになります。
金曜日の飲み会について考えながら、決定を先延ばしにする理由について、何かが持ち上がるかもしれないとか、金曜日の自分の調子を見てみようとか自分を納得させているのです。しかしそれらは本当の理由とは言えません。決定やコミットメントを避ける言い訳でしかないのです。
なぜそんなことをするのでしょうか?
あなたがそんな状態に陥ったことがあるとして、それには理由がありま
優柔不断は、状況を理解して断固とした決定を下す方法が分かっていないことに由来することが多いのです。
幸いにもそんな自分を再訓練する簡単な方法があります。起業家は毎日リスクに晒されています。それは起業家の宿命です。決定を下すときに考えるのは、決定に付随するリスクを最小限にすることです。最小のリスクで最大のメリットを、です。
誓ってもいいですが、決定を避けずに決定を行うよう自分を再訓練しさえすれば、決定がどんどん楽になっていくことに気づくはずです。かつてなら神経が痺れたような決定であってもです。
目標を達成するためにすべきことが明確に理解できているのだから良い決定を下せるようになっていることでしょう。そのときビジネスにおいて獲得できる信頼、前進および成長を考えてみてください。ビジネスの状況についてあらゆる事柄を鋭敏に見通せるのです。意思決定で臆することがなくなるはずです。あなたも意識してみてください。
大きな利益とその向こう側へ、
リッチ・シェフレン