英語は全て予測しろ?
Hello,there!
This is yr friend Thomas!
この前歩いていたら、知らない人に肩を叩かれました。
会社の近くなので、誰か知り合いかな?と思った僕は振り返り、こう言われました。
「久しぶりやん、たかし!」と。
「久しぶりやな!」って返すことはありません。だって…僕の名前はかずきなので、明らかにこの人が間違ってる。しかも、たかしっていくら聞き間違いでも、かずきにならない。完璧に人を間違えています。
話を合わせることもできますが、(彼はめちゃくちゃよく喋る…)ここは正直に「いや、僕かずきなんですが…」と素直に話してみる。
すると、「えっ、ホンマでっか!?えらいすいませんでした…」と、どこの人やねんって思うくらいの方言で言われた…
まあそんなことはどうでもいいのですが、なぜ僕は知り合いかな?と振り返ったのか?が重要です。
最初肩を叩かれた時点までは、僕は知り合いかな?と思って振り返りました。そりゃあ街中で肩を叩かれるので、友達かな?と思いますよね?それか会社の同僚とか、上司とか。結果的に違ったんですが、予測して僕は行動をしていました。
全ての人が、結果を予測している。
よくNoriが話す言語的常識って言葉聞いたことありますか?
言語的常識とは、ハワイで…と言われたら、次にどんな言葉が来るのかを無意識的に予測してる。そして、次に予測しているから、ちょっと聞き取れなかったとしても、話を合わせることができる。というやつです。
この予測して話すってのを、日本語でも普段やっている。でも、英語になったら、予測して話すどころか、相手の英語一つ一つを必死に聞き取ろうとしているので、何も聞き取れなくなるってやつです。
普段は日本語とか英語の言葉だけに限って話してますが、今回のように行動レベルでも、僕たちは予測して歩いています。例えばスマホを見ながら歩いている人も、時々前を見たりしますよね?
前から急に人が来るんじゃないか?ってことを予測しながら歩いているわけです。だから本人も「いや俺は前ちゃんと見てるから…」とか言って危ない目にあうんですが…
今回の僕のように急に肩を叩かれたら、友達かな?って思って振り返しますよね?それも予測して行動してるわけです。 さらにもう一つ、予測して行動をしている例を…
急に目の前に現れる外国人。その手には紙が…
これは最近僕が出会った秀逸な募金の仕方なんですが、日本語が話せない風の外国人(インドネシアとか系やったかな?)の人が、信号待ちをしていたら目の前にふらっと立つんです。
そして何やら紙を見せてくる。どうやら日本語が話せないみたい。紙を手渡されるので、道に迷ってるのか?なんて思って読んでみると、募金のお願い。
「お願いします」
と、微妙にたどたどしい感じの日本語で話してくる女性。手には紙、前は信号が青になっている、目の前立たれているので、かわしようもない…。大人しく僕は、財布の中からお金を取り出し、女性に渡す。
うまいな〜と思うのが、女性は募金箱とか持ってないんです。なので、通常の募金箱のように、財布に余ってる小銭を大量に渡すわけにもいかない。そうなると自ずと、募金する金額は決まってくる…
これも、外国人が紙を持って近づいてきたら、「道に迷ってるのか?」って予測をうまいこと使ってますよね。多分最近ほとんどの人が、この募金をしたんじゃないか?って思うんです。
英語でも、相手と初対面。挨拶をしてくる。そしたら次に続くのは、名前とか自己紹介が続くって思いませんか?
もしあなたが英語が聞き取れない…って思うなら、是非相手の話がどんな話になるのか?ってことを予測しながら聞いてみてください。1度みた映画なんか、予測しながら見ることで、英語だってほぼ聞き取れるようになると思いますよ。
【EQ英会話】Thomas