英語 2018/12/10

気合い!根性!だけではどうにもならない。


Hello,there!

This is yr friend Thomas!

Noriが昔極真空手をやっていたって知ってますか?ノルウェー人の教官に英語を教えてもらった時に、英語を教わる代わりに空手を教えたってのは有名な話だと思います。

実は僕も昔、極真空手をやってました。ハワイやグアムに一緒に行った時にはスパーリングを軽くNoriとやったり、実はリスニング・デイトレの撮影の時にミット持って、Noriの蹴りを受けたりしています笑

空手以外にも、剣道や柔道、合気道とかもやってたのですが、一番のめり込んだのはやっぱり空手でした。そんな空手、実はあることが原因で途中で辞めないといけない理由ができたんです。それがなければ、今頃結構強い選手になってたんじゃないかな〜とは思います。

その辞めないといけない理由…それは、

拳の疲労骨折

知ってますか?拳の骨も疲労骨折するんです。

それは、僕が中学2年生の頃でした。最初は、拳立て(腕立て伏せを拳でやる)をやってた時に、拳に違和感がありました。違和感っていうか、やってると拳の先が段々晴れてきてたのですが…。

それでも、昔は「まだまだ気合いが足りん!」と、脳筋爆発する勢いで、懲りずに拳立てをやってました。ほぼ毎日の勢いで、砂袋を何百回と殴ったりもしてました。拳は相変わらず痛かったのですが、それでも「気合いや!!」と、ひたすら殴り続けてました。

そんなある時です。師範とスパーリングしてる時に、拳が痛すぎて、まともに殴れないことに気づきました。「ぬお〜!めちゃいてえ!!!」って思ってましたが、そこはやっぱりバカだったので、「こんなもの気合いで解決だ!」と、痛いと思いながらも全力で殴ってました。

すると段々、拳の腫れがすごいことになってきて…笑

それでも、気合いと根性が重要だと思っていた僕は、昔強くなった人は、拳を鍛えるために電柱を殴ったり、コンクリートの壁を殴ったりして、拳を強くしたと知ったんです…、もうお分かりだと思いますが、バカで脳筋の気合いだ!!と言っている僕は、腫れ上がっている拳を氷で冷やしながら、電柱とかを殴るというアホなことをしてたんです。

すると、スパーリングの時に、腫れ上がった拳で練習するので、まともに拳が当たらず、道着で掠れて拳の先端から血が出るようになりました。腫れ上がった拳…それも、先の方から血がめちゃ出てる…笑

今思うと、本当にバカの極みだったな…と思うのですが、やっぱりそこはただのバカなので、それでも1ヶ月、2ヶ月と「気合いが足りん!もっと気合いだ!気合い〜!!」と歯を食いしばりながら、スパーリング、拳立て、砂ぶくろを殴り、電柱を帰り道に殴って帰る。

そうこうしているうちに、拳が2倍レベルで腫れ上がるようになりました。内出血もしてたので、拳の先は紫になったりしたことも。僕はそこでようやく「これは…もしかすると拳を痛めたのかもしれない。そうだ、病院に行こう」と思い、近くの病院に行ったところ、

「ああ、疲労骨折して…治ってますね」

なんと、気合いと根性の結果、僕は拳の疲労骨折を起こし、さらに気合いと根性で疲労骨折を治してしまったのです。(絶対にマネしないようにw)ですが、疲労骨折で骨が変形してしまい、左の拳がまともに握れなくなりました…。

当時の僕では分かりませんでしたが、気合いと根性、そして努力だけでは、疲労骨折はどうにもならないってことを学んだんです。本当に気合いと根性だけで、大概のことはなんでも解決すると思っていたくらいですから笑

でもこれと同じようなことを、結構みんなしてるんじゃないかな?って思います。英語もほとんどの人が、気合いと根性だけで乗り切ろうとしてるなと。英語って気軽に取り組めることなので、ほとんどの人が独学で取り組みます。

結果、いつまでたっても結果が出ない…。英語の勉強で疲労骨折になることはないでしょうが、心が折れてしまう。まあ英語に挫折してしまうってことですね。そうやって、努力が足りないから、英語は話せないんだとか、もっと気合いがあれば…とか思ってしまう。

でも、僕の疲労骨折みたいに、努力や気合い、根性だけでは何も解決しないことだってあります。そのためには、自分の状態を正しく知って、何が原因なのか?ってことを探ってくれる人が必要なのかなと思います。

もしあなたが、気合いと根性だけで英語を話せるようになろうと思っているのなら、いつか心が折れてしまうかもしれないですよ^^;

【EQ英会話】Thomas

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