人の目が気になるあなたへ

英語 2018/05/07

ご覧の通り、ここにはカレーの写真を載せました。

理由は２つ。一つは、日本人のカレーを消費する量は半端じゃなく、年間平均８４回はカレーを食べているそう。それだけの国民食なので、いいキャッチになると思ったから。

もう一つの理由は、僕がカレーを作るのが好きだから…というのもありますが、このカレーのおかげで、僕はあることに気付いたからなんです。詳しくお話しします。

僕は、昔からカレーを作るのが好きです。具材をコトコト煮込んでる時間に、色々と考えたりできますし、カレーを煮込んでいる間に本を読むことだってできます。まあカレーだけでなく、昔からいろんなものを作ってました。肉じゃがに、グラタンにシチューに、それこそ、カレーもルーから自作したりピザも生地から作ります。

この日も僕は、カレーを作ろうと、具材を買ってきて用意してました。（ちなみに、料理を一瞬で美味しくするコツは、事前準備です。事前準備で食材を全部出して並べておけば、次にどの具材をどうすればいいのかがわかるので、炒めすぎたり、鍋で焦がすこともありません。順番にレシピ通りに行うだけです。）

この日のカレーは、余っていた玉ねぎの大量消化のために、ひたすらみじん切りからはじめました。窓は全開、換気扇も回します。３玉くらいをみじん切りにして、あとはひたすら鍋で炒めます。とにかく飴色になるまで炒めます。（コツは…また今度）

玉ねぎが飴色になって、かなり体積も小さくなったのでジャガイモに、人参を・・・と思った僕は、ここで致命的なミスに気づきました。

「あっ、ジャガイモ買い忘れた…」

そうです。カレーの具材として、誰もが一番最初に挙げるであろう食材、ジャガイモを買い忘れたのです。なんたる失態。ジャガイモがないカレーなんて、カレーじゃない。なんて言われるかもしれない。ただ、今から買いに行くのはかなり面倒だ。。。なんて思いましたが、「まあいいか…」と、そのままカレーを作りました。

玉ねぎ３玉分がたっぷり入ったカレーが完成。めちゃくちゃ甘くて、美味しかったです。が、肝心のジャガイモは入れていません…。

そこで僕は、一緒にカレーを食べていた人に、「ごめん、今日ジャガイモ忘れた〜」と告白しました。「えっまじで、ジャガイモがないカレーなんか、具材のないピザやん」とか言われそうでしたが、意外にも「あっそうなんや！、全然気付かへんかったわ〜！」と言われてしまいました。

カレーの具材において、必ずカレールーの裏のレシピに書いてあり、ほとんどのカレーに入れる具材として必ず上がるジャガイモを入れていないことに気付かないなんて…。こいつはよっぽどの味音痴…とかではなく、本当に気づいていなかったのでしょう。

僕のカレーがめちゃくちゃ美味しいから気づかなかった。というのが理由の一つでしょうが、もう一つの理由は、「そんなにジャガイモ気にしてない」ってことです。（ジャガイモ農家さん、ごめんなさい。）

周りはあなたのことを気にしてない。

英語を勉強している人が必ず陥るものに、「他人の見ている前で、英語を話すのが怖い」というのがあります。

人は、自分が思っている以上に、ほかのことについて気にしていません。今日の服どうかな？と思っている自分ほど、他人はあなたの服に対して気にしていません。（そう思っているので、ほぼ毎日グレーのパーカーを着ています。堺筋本町のスタバで、グレーのパーカーを着ていたら、それは僕です。）

料理にちょっとスパイスが足りなくても、あまり気にしていません。ましてや、ジャガイモに気づかない人もいるのです。そこまであなたのことは気にしていません。それよりも、ちゃんとカレーができているかどうか？ということが重要です。

ジャガイモを入れ忘れるのはいいのですが、ルーを入れ忘れるとそれはただの煮込み料理です。目的は、カレーを作ること。じゃあそれが達成されれば、細かいことはほとんどの人が気になりません。英語もそうです。外国人と仲良くなること。が目的なら、仲良くなったら達成です。その時に、前置詞のatが抜けたとか、Forが抜けたとかどうでもよくないですか？w