富とお金 2019/03/20

資産管理のコツ[前編]




こんにちは、石田です。


気温そのものは高くなっていますが、
この時期は風が強いので寒く感じます。

というか、それによって花粉が舞うので
花粉症の方はつらいですよね・・・。
もうしばらくの辛抱です。



さて、「資産管理のコツ」について
2回に分けてお話ししようと思います。
今日は「前編」です。

ここでいう資産管理とは

「現金の『扱い方』だけでなく
『働かせ方』も含む」

と、とらえてください。


「財政面」の自己評価点が高い方は
ムリに読む必要はないと思いますが、

「コツコツ頑張って
 お金貯めているのに
 なかなか増えないな〜」

と感じている方には、
ヒントになる部分があるかもしれません。


お金は銀行へ預けておくだけで勝手に増えてはくれません。
1年預けておくことでわずかな金利は付きますが、
200〜300万円程度ではランチ代にも足りません。

となるとお金は預けっぱなしではなく
「働いてもらって成長して(増えて)もらった方が良い」
と考えるのが普通です。


しかし、お金が無事に増えたからと言って、また、
預けたままほったらかしておくと、インフレが進めば
お金の価値も下がってしまう可能性があります。

その為、ただ増やすだけではなく
「管理する」必要があるのです。

資産が成長して(増えて)、さらに、
それを管理する過程には4つのステージが
ありますので、それぞれ解説していきます。



<ステージ1:作る>

この「作る」というステージは
「働いてもらうお金を準備する」
ということを表しています。

例えば、お金を増やそうと
「何かしらの投資をしよう!」と思い立ったとして、
それ用の資金が空から降ってくるわけではありません。

銀行ヘ預け入れているお金の残高を確認したり、
おろしたり、積み立てや定期に
「投資に使える現金がいくらあるのか確認」
したりする必要があります。


また、文字通り「作る」というくらいですから、
オークションやフリマで不要物を現金化して準備をしたり
「お金を稼ぐスキルの再現性or確実性が高ければ」
後からいかようにも調整できるので、一時的に

「今乗っている車を売却し、それよりも
 安い車へ乗り換えることで現金を作る」

「不要というわけではない時計などの
 価値が高いものがあれば現金化する」

事もできます。


決してお勧めしているわけではないのですが、
イメージがわきやすい事例としては

確実性が高く、万が一の際にも補填が可能であれば
「お金を借りて投資用資金を準備する」のも
「作る」ということになります。

「投資用資金を借りてまで準備するなんて無謀すぎる!!」
と思われるかもしれませんが、そんなこともなく、
意外とそれは普段から行われていることである。

ということが次のステージで分かります。



<ステージ2:稼ぐ>

このステージでは準備した(作った)
投資資金をもとに実際に投資を行って
「お金を稼ぐ!」です。

文字通り「稼ぐ」ですから、ここでは
ガッツリ利益を上げていくことが重要です。
つまり、「高利回りを狙う」ということですね。

この時点では残念ながらまだ自己資産は
小さいわけですから、できることなら
「レバレッジが高い投資先が理想」です。


しかしながら、このメールマガジンを
ご覧のトレーダーの方からは

「レバレッジが高いなんて、その分リスクも高いだろ!」

と怒られそうですが、それは、

「マーケットを対象としたトレードだけで考える」

とそうなるだけです。


もちろん、まだ資金が小さいわけですから、
少しはリスクをとって勝負したほうがよい
(私ならそうする)のですが、そういうことではなく、、、

マーケットに捉われず、視野を広げて投資先を考えれば、
「ローリスク・ハイリターンの投資先が存在する」のです。

あ、最近もニュースで報じられていたような
投資詐欺的な話ではないのでご安心を(笑)



ズバリ、最も利回りの高い、
ハイレバレッジの投資先は
「自分への投資」です。


拍子抜けしたかもしれませんが、これが事実です。

例えば、仕事で必要な資格を取れば
月の給料が1万円上がるとします。

その資格を取るために必要なテキストが
3万円だとした場合、資格を取ってしまえば
3か月で投資資金は回収できます。

さらに、年間の利回りでみるなら実に
400%をたたき出したことになるわけです。


あとはこの考え方の応用が
「再現性 or 確実性が高く高利回りな投資先」
となります。



そうですね・・・。例えば、

しゃべり方講座みたいなものをマスターすれば
アナウンスやナレーションのお仕事で新たに
収入を得ることができるでしょうし、

PCに関するスキルが深堀された場合、
あらたにSE的な収入も見込めます。


また、営業スキルがアップすれば
歩合給が格段に増えるでしょうし、

ライティングのスキルをマスターすることで
コピーライターとしての収入源が
新たに増えるかもしれません。

これらの「投資対効果の高さ」は
イメージできると思います。



何度も言いますがこのステージで重要なポイントは

「まだまだ資産が小さい段階なので
 できるだけ再現性or確実性が高く、
 ハイリターンであること」

なので、それを忘れないでくださいね。


もっともっと「現金ベースで大きく」ガッツリ稼ぎたい!!
ということであれば「いただく側」から卒業し、
起業を目的とした自己学習に対する「投資」を行い、

「そこで身に着けたスキルで『自ら』
 ビジネスを興して莫大な富を生み出す」
のも、ハイリターンな投資です。

「現金ベースの大きさ」で考えれば、私の知る限り
これが「もっとも稼げる投資」と言えるでしょう。


トレードも!と言いたいところですが、短期間で
大きく稼ごうと思えば裁量部分が増えてしまうため、
再現性、確実性という部分を考えると

「スキルが一定ラインに達するまでの
 時間と労力を惜しまなければ」
という条件は付いてしまいます。


また、その過程で

「人間の本能を抑えきれず、損失が拡大する」

なんてことになってしまうと
本来稼ぐために始めたことが逆の結果を
もたらすこととなってしまうのでご注意ください。


ただし、トレードから
「短期的に大きく稼ぐ」
という部分を外せば、

「自動的に再現性と確実性は上がる」ので
スキルアップに対する投資は成功しやすくなりますが、
どちらかというとステージ2の「稼ぐ」ではなく、
ステージ3の「増やす」に入ります。


ちなみに、ステージ1の解説の最後に

「投資用資金を借りて準備することは、
 意外と普段から行われていることである。」
とお伝えした意味は分かりましたか?


そう、

事業主が普段からビジネスに必要な資金として
政策金融公庫やお付き合いのある金融機関から
「事業目的で融資を受けていること」
がそれにあたります。

これもビジネスに対する投資です。



次回に続く・・・。



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