富とお金 2020/07/23

負のサイクルから抜け出す2つの方法



こんにちは、石田です。


このメールマガジンを書いている現時点で、
私の地元は連日のように降り続く大雨で、
多くの災害が発生し、終わりが見えない状況です。


深夜に警報や勧告でスマホのアラートが
大音量で鳴るのでビックリして飛び起きています。


このメールマガジンが配信される頃には
被害最小限で落ち着いていることを祈っておきます。



さて。


この話題ももしかするとメルマガ配信のタイムラグで
状況が変わっているかもしれませんが、、、


この1カ月間、株も為替も
日足ベースで「持ち合い」が形成されています。


長期的な移動平均線も徐々に「水平」になりつつあり、
あまり動いてくれない感じですね。



もちろん、その値動き(マーケットの動き方パターン)
に合わせたルールでトレードすればよいだけの話ですが、
「戦略的に行っていなければその行為は失敗に終わる」
ということをお伝えしておきます。



マーケットはトレーダーが

「しびれを切らして慣れていないことに手を出して失敗し、
後手後手のサイクルにハマるのを待っている」のです。



例えば、普段からトレンドフォローのスタイルで
トレードを行っているとしましょう。


通常であれば相場に勢いがあったり、トレンドの反転場面など、
なんらかの「新たなトレンド発生サイン」

を確認できる場面でなければエントリーを控えると思います。



しかし同じ狭いレンジを往来するような
持ち合い相場が1カ月単位で継続すると


エントリーをじっと我慢することに耐えられなくなり
「ついつい手を出してしまう方がとても多い」のです。


しかも、持ち合い相場でのカウンタートレード(持合相場向きのルール)等、

「これまで経験のないルールでいきなりチャレンジ」して

「持合中の動きのないマーケットから無理やり利益をむしり取ろうとする」
のです。



これまで経験がないので上手くいかないばかりか、
「さんざん我慢してやっとその行動を起こしたその場面」


というのは、残念ながら多くの場合、


「そのマーケットパターンの終焉と重なる
(今回の場合は持ち合い相場の終焉)」
のです。


そう、


トレードのやり方を変えたとたんに今度は持ち合い期間が終わり、

「通常のトレンドが発生して持ち合い相場向きのルールでやられてしまう」
のです。


それだけではありません、

慌ててトレンドフォローのルールに戻すと、

「また持合期間へ突入して今度はトレンドフォローのルールで
連続ロスカットを食らう」のです。



これがトレードビギナーさんや現時点で結果を残せていないトレーダーが陥る

「後手後手の負のサイクル」なのです。



単純にポジションを保有していないと落ち着かないのか、
どの様な場面でも利益を上げて生活費に充てようと考えているのか、


理由はそれぞれだと思いますが、このサイクルを繰り返すと
何れマーケットから撤退しなければならなくなります。


そうならない為の方法は二つ、

「マーケットはトレンド期間と持ち合い期間を繰り返すという大前提」

を理解したうえで


1:両期間でそれぞれ使えるルールを事前に習得しておく

2:持合期間が長くなっても今のルール(トレンドフォロー)をやり通す(トレンド発生までじっと我慢する)


のどちらかを選択して取り組むことです。



前者(1)の方がハードルが高いので

まずは「2」の方法を徹底し、ちゃんと利益を残せるようになってから、
時間的に余裕があれば「1」に取り組む方がよいと思います。



冒頭でお伝えした


「戦略的に行っていなければその行為は失敗に終わる」


というのはトレンドと持ち合いが繰り返される、
時にはそれが長くなることもある。


それを事前に想定して上記1、2のどちらかを選択し、

「事前に戦略を立てているかどうか?」
という意味を含んでいたわけです。


取り返しのつかないことにならないよう、
しっかりと準備をして投資、トレードに取り組んでくださいね。


それではまた!

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