富とお金 2018/07/04

米国の大富豪が使う2つの質問




こんにちは、石田です。

前回のメールマガジンを書いた直後に
大阪で大きな地震がありました。

私が2016年に経験した地震と同規模で
多くの被害が出ています。

該当する地域の方、
直接被害にあわれた方へ
お見舞い申し上げます。


さて、今回の地震を受けまして、

様々な分野でのリスク管理が、
とても重要であることが
「再確認」できました。


私が経験した熊本・大分地震、
そして今回の大阪の地震。

ともに事前の予測では
ほぼノーマークの状態でした。

熊本では大きな地震の事前予測段階での
発生確率がとても低かったため、市町村も
こぞって企業誘致に力を入れていましたし・・・。


やはり、リスク管理のポイントは
「事前にどこまで『想定外の事象』を組み込めるか?」
だと言えます。

ただ、その組み込み方を考えないと
想定外のことを入れすぎてしまうことで
「とにかくガチガチに固めすぎて身動きが取れなくなる」
ので、このバランスのとり方が難しいといえます。

バランスの取れた適切なリスク管理は
難しいように感じると思いますが、
実は適切なリスク管理を行う良い方法があります。


それは、「ある2つの質問」を自分に投げかける、という方法です。

この2つの質問はアメリカの大富豪が使っている
「とても質の高い質問」で、
「どのような分野でも使える質問」です。

当然、皆さんが普段から行っているトレードでも応用が利くということですね。


1つ目の質問が

「最悪なことが起こるとすればそれは何か?」

です。

何かしらの分野でこれから起こす行動
(おこる可能性のある事象)に対して
この質問に答えます。

例えば、自然災害等であれば、最悪なこととして、

「マグニチュード9クラスの地震に見舞われる」
「台風が直撃して家の前の川が氾濫する」

とか。

目先のトレードであれば

「エントリーした直後に逆行する」
「今持っている含み益のポジションが、
 明日の朝起きたら大きな含み損を抱えている」

とか。


このような最悪なことが起きたとして、2つ目の質問です。

それが、

「その最悪なことが起きた場合に自分は対処できるのか?」

という質問です。


この時に「対処できる」という回答であれば問題なし、
もしくは何らかの行動を起こしても良し。となります。

逆に「対処できない」という回答であれば、
「そもそもその行動を起こさない」、もしくは、
「未然に防ぐ、対処できる状態を作る」となります。

この2つの質問を普段から「習慣的に使う」だけで、
「かなり精度の高いバランスの取れたリスク管理ができる」
ようになります。


ちなみに私は、「対処できない」という回答になった場合に
「未然に防ぐためにはどうしたらよいか?」
「対処できる状態を作るにはどうしたらよいか?」
という「第3の質問」を意識的に続けて使うようにしています。


これらの質問は先ほどもお伝えしたように
「分野問わず」ですから、仕事やプライベート、
様々な場面で応用できます。

ぜひ使ってみてください。


それではまた!


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