富とお金 2018/06/20

最後の1つの気付き




こんにちは、石田です。

いよいよ台風シーズンに突入ですね。

年々自然災害も大きくなり、
昨年は私の地元でも大きな被害が出た地域が
ありましたので十分気を付けておきたいと思います。


さて、今日は、
「トントン組からの脱却方法」
についてお話ししておきたいと思います。

トレーダーは勝ち組と負け組に分けられ、
勝ち組1割、負け組9割とか言われています。

この内訳をみても省かれていますが、
実際には「トントン組」の人たちが
存在します。

トントン組とは、
繰り返し行ったトレードのトータル収益が
プラスマイナスゼロの人たちを指しています。

たぶん、皆さんが想像するよりも
「トントン組の割合は大きい(多い)」です。
そして、意外と意識されていないのですが、
この人たちは「技術的にはプラスのトレーダー」です。


なぜかというと、トレードには
1トレードごとに手数料が発生しますので、
繰り返しトレードを行うと、収益そのものは

「プラスマイナスゼロ(お金が出たり入ったり)」

でも、

「やればやるほど手数料分だけお金が減っていく」

のです。

ということはトレード回数に応じて支払った手数料分、つまり、
「お金が減った分は埋めていないとトントンにはならない」
わけですし、トレード回数がめちゃくちゃ多ければ
「かなりのプラスを出していないとトントンにはならない」
ということです。


そんな「勝ち組トレーダーまであと一歩!!」の
トントン組の人たちの状態を「気付き基準」で考えていくと
活路が見える場合があります。

ここでいう気付きとは、

「トレードで勝つために必要な要素」を指しており、
それがある一定量に達すると勝ち組のステージに
上がれるきっかけをつかむことになります。

気付きの基準を数字で表すと分かりやすくなるのですが、
勝ち組トレーダーになるために必要な気付きの数が、
例として「10個」だとします。

これに対してトントン組の人たちは、
「5〜9個の気付きを持っている」ので、あと一歩、、、
「あと少し何かが足りない状態」で日々を過ごしています。


これら気付きのひとつひとつは

・トレードの教材
・日々の実践トレード

等を通して増えてきていているのですが、問題は
「最後の1つの気付きがなかなか増えない」
ということです。


そうなってしまうのも仕方がありません。

なぜなら最初にもお話ししましたが、厳密にいうと
「すでに若干プラスにすることができる技術は持っている」
わけですから、

「今起こしている行動、考え方に違和感を覚えない」
ので、
「新たな気付きが入り辛い状態になってしまっている」
からです。


この状態から抜け出すための方法は2つです。

まず1つ目の方法は、「新しい教材を手にすること」です。

あ、勘違いしないでくださいね、、、
私の教材を買ってくださいとか
言っているわけではありません(笑)

その為に2つ目の方法があるわけですから。


話を元に戻しますが、これまで新しい教材を
手に入れた時のことを思い出してください。

ほとんどの教材で何か1つは
「あぁ!なるほど!そういうことか!」
と感じる場面があったと思うのですが、、、

この、「あぁ、なるほど!!」が、気付きなのです。

つまり、普段のトレード脳、知識からは
「想定していない内容だから、あぁ、なるほど!!」
となるわけです。


トレードの技術に精通すればするほど、
「すでに知っていることが増えている(持っている気付きが沢山ある)」ので、
新しい教材から得られる数の気付きは減ってしまいます。

だから、
「最後の1つの気付きがなかなか手に入らない」
とも言えますね。

 *知っていることと『出来ている』は別物です。
    大切なことなのでまた別途お話しします

なので、新しい教材から
「足りなかった気付きを得られる可能性がある」
ということで、1つ目の方法としました。


2つ目の方法ですが、
こちらにはお金はかかりません(笑)

ズバリ方法とは、
「普段自分がやらないようなことを意識的にやる」です。


精神異常者の定義とは、
「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと」
と海外の著名なコンサルタントが言っていましたが、

最初の方で書いたように

「今起こしている行動、考え方に違和感を覚えない」
ので、
「新たな気付きが入り辛い状態になってしまっている」
わけですから、これは言い換えれば、

「同じことを繰り返している状態」なのです。

そのため、
「意識的にやり方を変えることで、強制的に違う結果を手に入れる」
という行動に取り組みます。

普段売る場面で買ってみるとか、
普段よりも極端に大きな時間足でトレードしてみるとか
ポジションを最小サイズにしてみるとか
etc・・・。

そうすると、普段と違う結果が出た場面で、例の
「あぁ、なるほど!!」という場面がやってきます。



あなたが今まさにトントン組で壁にぶつかっているのなら
「最後の1つの気付きを手に入れるために」
ぜひ試してみてください。


それではまた!


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