富とお金 2019/05/08

トレードスタイルの複数化




皆さん、こんにちは。

さて、今日のメールマガジンですが、

「トレードスタイルと
 リスクのとり方の違いを意識し、
 複数のトレードスタイルを同時進行する」

というお話です。


少し難しいテーマなので、
意味がわからない方はまた何れ読むつもりで
メールマガジンを保管しておいてください。

私たちトレーダーは個人の力でマーケットを
コントロールすることができないので、
自らを変化に合わせていかなければなりません。


この「リスク」とは、

※目先トレードのロスカットする幅
トレード総資金に対する背負うことのできる損失幅

などを指しますので、それを前提に話を進めていきます。


まず、このテーマ、

「トレードスタイルとリスクのとり方の違いを意識し、
 複数のトレードスタイルを同時進行」

を実行するために、

「トレードスタイルに対して背負うリスク」

について少しお話します。


あなたや私を含む一般的なトレーダーが
どのようにリスクを背負いトレードを行っていけばよいのか?
その考え方ですが、大枠の結論を先に言っておきますと、

このリスクのとり方は「2段階方式」とし、
「簡単には撤退せずにマーケットに生き残り、
 トレードの継続を最重要に考えておくことがポイント」

となります。

まず、「2段階方式」の解説から行きますが・・・。
トレードに用いる資金は全額がリスク資金ではありません。

そのトレード資金の性質は大きく二つに分けることができ、
ひとつはポジションを持つために一時的に預け入れる資金
(証拠金など)運用を行うために必要な「運用資金」となります。

この運用資金は理論上、なくなることのないお金です。



そしてもうひとつが本当に無くなる可能性がある、
実際に無くなる、背負っても良い「リスク資金」です。

これはロスカットを行うことによって
本当に自分の懐から消えてなくなるお金です。

このリスク資金にはトレーダー毎に限界点があり、
そのリスク資金を超える損失をこうむった時点で
トレードを止めなければならないわけです。

言い換えれば、トレードをやめ、
マーケットから撤退する撤退ラインですね。

このラインが2段階方式の1段階目と思ってください。


そしてもうひとつが

「自分のトレードスタイルに合ったリスク幅を
 トレード総資金の中のリスク資金を按分し、
 その一部に納めてしまう」

これが2段階目です。

この形をとっておけば自分が取り組んでいる
トレードスタイルでの限界リスクを超えても、

「マーケットからの撤退は無い、
 やり直しができるリスク幅に収まっている」

ということです。


このように「2段階方式」をとっておけば、

※万が一自分が取り組んでいるトレードスタイルが自分に合わない
※慣れておらず小さなミスが大きな失敗へとつながった

という場合にやり直しができますし、

※新たによさそうなトレードスタイルを見つけた

という場合でも、前回のトレードスタイルと同等のリスクで
その新しいトレードスタイルを試すことができる。

というわけです。


また、これと合わせて、
「トレードスタイルごとにリスクのとり方や幅は違う」
ということも意識して今日のテーマである

「複数のトレードスタイルを同時進行的に進めていく」

ようにします。


複数のトレードスタイルを同時進行的に実行できれば
資金全体の損益カーブは安定しやすくなります。

あるスタイルはマーケットが荒れているときに稼ぎ、
あるスタイルはマーケットが落ち着いているときに稼ぐなど、
利益が出やすい場面と損失が出やすい場面は
トレードスタイルごとに特徴があります。

その為には、
「トレードスタイルごとにリスクのとり方や幅は違う」
ということを意識しておく必要があります。


例えば損小利大のスイング系トレードであれば、
コツコツと数多くのリスクをとらなければなりませんし、

日足などを利用したシステムトレードであれば
リターンとほぼ変わらないほどのリスクを
定期的にとらなければならなくなることもあります。


このようにトレードスタイルごとのリスクのとり方は様々です。

この違いを意識できれば、複数のトレードスタイルを
同時運用できるのでマーケットがどのような動きをしても、
資金面で安定したトレードを行うことができるようになります。




それではまた!



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