「ペルソナの見つけ方」





リッチ・シェフレン

ナビゲーターの中谷です。


GW真っ只中の時にこの記事を読んでるってことは、かなり熱心にお仕事をされてる方だと思うので今日の内容は、あなたにぴったりのものになると思います。

先日、ある経営者さんと話をしていた時のお話なのですが、その方がしきりに収益を上げるには「ニッチが大事だ」というのを連呼していたのですが、、、競合とは戦わない戦略の重要性をしきりに話をしていたのですが、戦わないというのは孫子が書かれた時代からの常套手段なのでその点は僕も同意。

ただ、、、終始言ってたのが売上とか儲けとか、そういった数字的な話ばかり。。。そこでちょっと思うことがあった訳です。


ビジネスの捉え方

リッチのナビゲーターをやっている僕としては、数字は指標としてとても大切なのは当然だと思っている訳です。現状を把握するのにも、将来を見据えるにしても、経営者は数字に強くないといけない。「社長の仕事はマーケティング」と言われますが、そのマーケティングは数字抜きには語れないというのは事実。

ただね、、、ビジネスというのは、そういった数字を上げるということが目的なんじゃないはず。会社や仕事の存在理由がただのお金儲けでしかないだなんていうのは違うのでないかと。。。


何が目的なのかというと、、、フォーカスするべきなのは「誰を幸せにしたいのか」じゃないでしょうか。もちろん、これは僕の価値観であって、すべての人に賛同が得られるとは思ってない。ただ、経営者のあり方として、自分のビジネスの存在理由を問われたら、そこには「誰を幸せにしたいのか」という目的が必要なんじゃないかと。


ペルソナの見つけ方

「ペルソナの見つけ方がわからないんです。」

そんな相談が寄せられたりするんですが、僕が言いたいのはそういった「誰を幸せにしたいのか」の誰の部分こそが、あなたにとってのペルソナなんじゃないの?という話。

言い方を変えると、誰を幸せにできるのか、ということでもあると思いますが、あなたの持っている強みが、この世界のいったい誰を笑顔にすることができるのか?みたいな考え方があってもいいと思いますね。

そうやって考えるようにしていくと、セールスコピーの書き方にしても、商品のアイデアにしても、幸せにしたいと思う人の顔を思い浮かべながら試行錯誤できるようになるはず。そして、もしその誰かを明確に描くことができるようになれば、前にも言った通り、あなたはミリオンダラーになれるかも(笑)


誰を幸せにできるのか?

なので、今これを読みながら、ちょっと考えてみて欲しいと思います。

あなたのビジネス、あなたのやっている商売、仕事、業務というのは、いったい誰を幸せにできるものなのでしょう?誰があなたに感謝をしてくれていて、誰があなたじゃないとダメなんだと言ってくれるのでしょうか?

僕たちは、経営という数字の世界に生きていると、どうしても人の顔が見えなくなってしまいます。やれ500万円売上が上がっただ、1000万円稼いだたと、数字だけで判断してしまいがちです。だけど、ちゃんと1人1人、人生を生きている人間が、その数字の後ろに存在していることを忘れてはいけない。その人達の中でも、あなたが一番幸せにしている人は誰なのか?それが、あなたにとってのペルソナだと思いますね。。。


あなたを待っている人がきっといる

強みの話なんかをしていると、自分には強みにできそうなものがないからと、卑屈になる人がいます。世の中には上には上がいるし、自分なんかでは太刀打ちすることもできない、と弱気になってしまう。これは断言できますが、あなたじゃないとダメなんだと言ってくれる人は必ずいるということを忘れないでほしい。


例えば、野球が上手くなりたいという人みんながみんな、イチローから学びたいかと言われたら、そんなわけはない。僕なんかが次の休みの日に、みんなで野球やるからちょっと練習したいし、イチローに来てもらおって・・・なる訳ない(笑)何かを教わるにしても、本気過ぎてついていけないとびびってしまう。。。

そんな人からすると、アマチュアでもいいからちょっと上手な程度の人から優しく教えてもらう方が良い訳です。例えが極端ですが、あなたが最高クラスの何かを提供できないからといって、あなたが誰も幸せにできないなんてことはありえないってこと。あなたを待っている人がきっといます。たとえ最高クラスでなくても、今のあなただからこそ誰かを幸せにできることもあるんだってことです。

その誰かが、あなたのビジネスにとってのペルソナです。


あなたのペルソナは誰ですか?

あなたは誰を幸せにできますか?


P.S.たまには家族や大切な人とゆっくり過ごすGWもいいんじゃないかと思いますよ。。。


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