スタッフ1人あたり約2,000万円の利益実績を持つ、高収益のHP制作会社:(有)WINKSを11年間無借金で経営。リッチの戦略を自社で実践し、成果を出したことから、日本におけるナビゲーターに就任。 ビジネス戦略コーチとしても、某上場企業に対して約4時間で80万円のフィーをチャージするなど、今まで690社以上にアドバイスを行い、92%以上の改善率を達成してきたエキスパートである。

目標達成 2018/05/23

正直者がバカを見ることもある


From:中谷佳正

先日、
4・5年以上前にお仕事をさせて頂いていた会社からのご依頼で、またお仕事をさせて頂く事ができたのですが、以前と比べても年商が10億くらい上がってました、、、マーケットは右肩下がりの中、業績・利益とも順調な伸びをしておられ、事業展開もかなり大きくなっていた・・・

凄いなと思っていつものように現状の確認をしていると。以前にお話しさせてもらっていた僕の提案した施策が完全に形になっていました(笑)しかも自分たちの業界にぴったりの状態にカスタムされて。


正直者がバカを見ることもある


ビジネスをやっていてとても真面目で素直な人が多いなと感じるのですが、コンサルタントや周囲の経営者が言うことをそのまま鵜呑みにして、実行してうまくいかないと言う人が多いんじゃないかなと感じます。
素直にそのまま実行に移したせいで、撤退を余儀なくされている例は多々あるんじゃないかと。。。だからあえてきつい言葉で正直者がバカを見ることもあると言うことをお伝えしたい。。。


日本の会社と海外の会社との違い


コンサルタントに依頼をしてビジネスモデルを構築してもらう、というようなことは、海外では当たり前のように行われていることです。日本でも大手企業だけではなく、そんなやり方が一般的になってきているようですが、日本の会社と海外の会社とでは、ちょっとコンサルタントの使い方が違うようです。というのも、コンサルタントに依頼をした場合、海外の会社では上手くいくけども、日本の会社では上手くいかないというパターンが多いんだとか。これは経営者としての感覚の違いが要因にある。
例えば、日本の会社の場合、コンサルタントに高額なお金を払ってビジネスモデルの構築を依頼したら、それをそのまま使おうとするんじゃないかと。。。これは守破離のような「道」を極める際にはまず素直に従う、という考え方が日本人にはあるからだと思います。
だけど、海外の会社はコンサルタントが用意したビジネスモデルを、自分たち流にカスタムした上で使うんだそう。なぜなら、コンサルタントが話をしているのはあくまでも一例であり、過去からの引用であり、仮説でしかないからです。だから、鵜呑みにしてそのまま使うなんてことはあり得ないんだとか。。。
この話は日本人からしたらかなり意外に感じるかもしれませんが、経営者の心得としては的を射てると感じます。自分の責任は自分で取るってことです。恐らく、ここで言う通りにやった場合、上手くいかなかったらコンサルタントのせいにしてしまう人が大半だと思いますが、それは経営者の姿勢としてどうなんでしょってこと。結局は、アドバイスに従うと判断した自分が責任を負うことになる。


テスト前提。失敗前提。


ちょっと厳しいことも言いましたが、自分で責任を負ってそれでもアドバイスにそのまま従うというのであれば、この前提を持って望むのが良いと思います。
それは、、、
「テスト前提でやる」
「失敗前提でやる」
ということ。
ポジティブに考えるのが大事だというのは重々承知してるんですが、そういう意味ではなくて経営者として判断する以上は、リスクを伴うことを前提にしないといけないという話。。。
つまり、アドバイスに従うのであれば、それはテストとして試みるつもり、失敗する可能性もあるという心構えでやらなければいけないということ。だから、テスト結果として上手くいかない場合もあるし、失敗してお金を失うようなこともあり得るってことを理解しておく必要がありますね。
そこで全てをつぎ込んでしまうようでは、競馬で予想屋の話を鵜呑みにして、全額を賭けるようなものです。コンサルを予想屋と言うつもりはないですが、誰かのアドバイスを鵜呑みにするという聞き手の姿勢は、似たようなものですね。


上手くいく人の共通点


そこで僕が知る限り上手くいってる人の共通点を挙げると、やっぱり海外の会社と同じような結論にたどり着きます。つまり、アドバイスをもらった上で、自分なりにカスタマイズしている人たちが業績を上げている。最初にお話ししたように、僕の話は手がかりやヒントとして受け入れて、それを持ち帰って社内のスタッフを交えてどうやったら使えるかという話をされている。
「うちの会社だったらこういう風に使えるかも」
という具合で、そこからテスト的に施策を試すという感じです。


同じ話をどう捉えるのか


ちなみに、僕のやっているセミナーの受講生にも、2通りのタイプが居ます。
セミナーでは同じ話をしているわけですから、どちらも同じことを聞いています。でも、すぐに成果を出すことができる人と出すことができない人がいます。
そして、彼らの台詞も2通りに分かれます。
「あの時の話、めっちゃ使えますね!」
「あの時の話、ちょっと使えないんですよね。」
このパターンは業種がまったく同じでも発生します。要するに、僕なんかの場合だとホームページ制作業者の受講生が多いんですが、片方は使えると言い、片方は使えないと言う。
で、実際にどうしているのかを聞いてみると、使えると言う人たちは自分なりにカスタマイズして使っていて、逆に使えないと言う人たちは言われたそのままで使おうとして成果が出ないという感じです。

何が言いたいかというと、上手くいく人たちは、答えを他人に求めているのではなく、あくまでも手がかりやヒントを他人に求めているということ。そして答えは自分たちで出しているということです。対して上手くいかない人たちは、答えを他人に求める傾向があります。

つまり上手くいく為には、アドバイスを鵜呑みにするのではなく、常に何らかの「工夫が必要でしょ」ってこと。。。なぜなら、アドバイスをくれる人たちには見えない要素が現場には多々あるからです。他人からのアドバイスはあくまでも手がかりやヒントとして受け入れ、責任は自分で取りましょう。
その道のプロはあなたなのだから。

-中谷佳正


P.S.使える、使えないではなくどのようにしたら使えるか?それを考えるのが僕たちの仕事ですね、、、

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